サンディエゴ, 2025年8月1日 -- Brandes Investment Partners L.P. (Asia) Pte Ltd(「Brandes Asia」)は本日、Brandes Investment Partners L.P.(「Brandes」)を含むBrandesグループの一員として、Brandes Global Value Fundをオーストラリアで設立したことを発表しました。バリュー投資にコミットした独立系のブティック型投資運用会社として知られるBrandesは、今回の新ファンドの設立を誇りに思います。このファンドは、オーストラリアの機関投資家およびホールセール投資家に対し、Brandesの50年以上の経験と、さまざまなグローバル市場環境を乗り越えてきた実績を活かし、確立されたバリュー投資手法を適用する機会を提供するものです。
このファンドは、1977年以来の実績を有するBrandesのグローバル・エクイティ戦略の投資哲学をモデルとし、複数の地域とセクターにわたる多様なグローバル株式証券に投資します。
「Brandesは、世界中の機関投資家およびオーストラリアの機関投資家から、一貫したバリュー投資家として知られています。オーストラリアの資産運用チャネル向けにBrandes Global Value Fundを発売できることを大変嬉しく思います」と、BrandesのCEOであるOliver Murray氏は述べています。「現在の地政学的な不安定さと市場の変動を考慮すると、オーストラリアの投資家にとっては、グローバル市場への投資実績があり、幾多の困難な市場局面を乗り越えてきた運用会社を検討する絶好のタイミングだと考えています。」
同社のGlobal Large-Cap Investment Committeeが運用する当ファンドは、米国内および米国外の発行体のエクイティ証券に主に投資することで、長期的な資本増価を目指します。Brandes独自の投資アプローチに基づき、独立したリサーチに基づくファンダメンタル・バリュエーションを通じて割安な企業を特定し、投資を行います。
「Brandesは、オーストラリアの資産運用チャネルに長期的な実績を有する投資戦略を導入できることを嬉しく思います」と、Brandes AsiaのCEOであるAnita Krishnamoorthy氏は述べています。「この1年は、市場における反転リスクが存在することを痛感させられる年でした。ポートフォリオの多様化や、価格規律に基づく株式選択という投資の基礎への関心が再び高まる中、オーストラリアの投資家向けに差別化された投資ソリューションを導入するには、今が最適な時期だと考えています。」
Brandes Investment Partnersについて
Brandesは、世界中のクライアント向けにグローバルな株式と債券資産の運用を行う独立系のブティック型投資顧問会社です。1974年の設立以来、BrandesはBenjamin Grahamが提唱したバリュー投資アプローチを証券選択に一貫して適用し、バリュー・アプローチを用いたグローバル投資を先駆けて実施した投資会社の1つです。独立系企業である同社は、多様なアクティブ投資戦略を運用し、あらゆる市場環境下で投資哲学を一貫して適用しています。本社をサンディエゴに置くBrandesおよび関連企業は現在、ミルウォーキー、トロント、ダブリン、シンガポールにオフィスを構えています。