「韓国スタートアップ、日本市場攻略へ」
‐コンテンツ、IP(知的財産)、ゲーム、アニメーションなど、多様な分野の新事業を議論-
東京、2025年10月1日 -- スタートアップ成長パートナーのdcamp(代表:パク ヨンフン)は去る11日、東京でTBSイノベーションパートナーズ合同会社(以下、TBS-IP)と共催で、日本を代表するCVC6社とオープンイノベーションプログラム「dcamp startup OI Tokyo #entertainment」を進行した。
今回の企画には、TBS-IPのほか、Bandai Namco 021 Fund様、セガサミーホールディングス株式会社様、松竹ベンチャーズ株式会社様、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ様、株式会社スタイリングライフ・ホールディングス様が参加した。
今回の企画は、dcampとTBS-IPによる2度目のオープンイノベーションプログラムである。dcampは日本大企業の中長期戦略とコラボレーション需要を韓国のスタートアップと連結し、スタートアップが日本現地市場に適した協力モデルを構築できるようにした。
dcampとTBS-IPが共同選抜した6つの韓国スタートアップは、2ヵ月間のメンタリング過程を通じて事業提案書を高度化し、日本企業向けに新事業を企画した。
- Takeone Companyは、BTS、BLACKPINK、NCT、ENHYPENなどのK-POPアイドルのIPベースのゲームを制作した企業である。最近ではドラマ、映画などメディアミックスコンテンツを制作する総合コンテンツ制作会社であり、世界的な影響を拡大している。
- Slash B Slashは、MZ世代をターゲットにしたIPテック専門企業である。キャラクターIPと連携した独創的なアクセサリーであり、MZ世代のライフスタイルとファン文化を感性的に盛り込んでいる。
- ANIPENは、生成型AIベースのXRプラットフォームの製作会社である。最近、ユーザーの想像を実現化するAIプラットフォーム「loom loom」の韓国をはじめとした全世界発売を控えている。
- Bemyfriendsは、グローバルファンダムビジネス専門企業で、ファンダムビジネストータルソルーション「ビステージ(b.stage)」を開発し運営している。ビステージは、グローバルファンダムビジネスに特化したITインフラとグローバルファンダム体験を高めるIPビジネス、コンサルティングなど多様なサービスを提供している。
- VerseworkはRoblox、FortniteなどUGCベースのゲーム開発を中心に事業を拡大しているインタラクティブメディア製作スタジオである。14億の訪問者数を保有したRobloxゲームと400万のYouTubeの登録者を達成したオリジナル映像のコンテンツ制作経験を保有している。
- Ineditは、ブランドとクリエイターを直接繋ぐ多様な方式のコラボレーションを可能にしたコンテンツマーケティングプラットフォーム「Brandazine」を運営している。韓国と日本を中心に約7千人余りのクリエイターネットワークを保有しており、これをベースにグローバルブランドキャンペーン展開が強みである。
dcampは、日本で三度オープンイノベーションプログラムを進行し、累積22のスタートアップが日本大企業とのミーティングを実現した。そのうち一部のスタートアップは日本企業と事業議論を続けている。
dcampは来年もTBS-IPを含む様々な産業分野パートナーとオープンイノベーションを継続し、韓国スタートアップの日本及びグローバル市場進出を支援する予定である。
スタートアップ成長パートナー、dcamp
dcampは、19社の金融機関の寄付金で設立された財団法人「銀行圏青年創業財団」のスタートアップ成長支援プラットフォームである。「スタートアップ成長パートナー」というスローガンで創業者の爆発的な企業成長を支援するため、全方位的に投資および育成インフラを提供している。2012年の設立以後、初期スタートアップの成長を支援し、2024年には「dcamp2.0」を宣言し、プレシリーズAとシリーズA段階のスタートアップを支援している。特にICT、ディープテック、気候テックをテーマとして四半期で10社を選定し、多くののスタートアップが持つ「デスバレー」を克服するために、より洗練されたカスタマイズで支援している。ディキャンプは、事業拡大を推進するスタートアップが成長に伴う壁をうまく克服して飛躍できるように、直接投資(持分投資)と間接投資(ファンド出資)をはじめ、事務空間の提供、教育プログラム、人材採用、ネットワーキングプログラム、広報、グローバル進出支援など広範な領域で支援している。